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 現在進行形で注目されている構造材に

 『CLT』

 と呼ばれるものがあります。
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 この『CLT』とは、Cross Laminated Timberの頭文字を取ったもので、

 木材を3センチ程度にスライスされた板を並べた層を、板の繊維方向が層ごとに直交するように重ねて接着した大判のパネルの事です。

 その『CLT』を使って、住宅から高層建築物まで建てる動きが盛んになって来ています。

 ハウスメーカーでも『カバヤホーム』が同じ岡山県内のCLT製造会社と共に、CLT建築を推進しているのです。

 この『CLT』、その原料となるスギやヒノキでも大径木と呼ばれる大きな幹の木を使わなくても製造できるので、

 国産材の利用の拡大が期待でき、日本の林業の再興に一役買える可能性があるのです。
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 住宅利用においても、写真の様に壁が少ない空間、大きな梁が無くても広い空間を確保できる特徴がありますが、

 まだコスト的に高かったり、実際の住まいでの耐久性等の検証もまだ必要と思われるので、

 まだまだこれからの技術と思います。

 また、この『CLT』だけで建てるのでは無く、

 軸組とのハイブリッド構造の方が、住宅では普及する可能性が高いのではないかと思ったりもしています。

 山火事や輸出制限等で、ジワジワと価格が上がっている外材に頼らないといけない状況はまだ続くと思いますが、

 多くの材料を国産材で賄える様になれば良いと思います。

 今後に期待したい技術です。

 ここ数年、脱衣室や2階の階段ホール等にアイアンの物干しを付けたいと言うお客様が結構いらっしゃいます。
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 これも一つのトレンドと言っても良いと思います。

 こういった造作で対応していた物が、広がって来ると、今度は既製品で発売するメーカーが出て来ます。

 一般的には、鋼製の丸パイプを曲げたり、溶接したりして作っていた物ですが、
  
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 これはアルミの角パイプとジョイントを使って、軽く運搬が楽で、現場組立ができる様に考えられています。

 手造り感は無くなってしまいますが、見た目が気にならず、使い勝手を求める場合には、こんな製品も良いのではないかと思います。

 数年前から建材とデジタル技術等を組み合わせる『Iot建材』と呼ばれる製品の

 発表、発材が出始めていますが、

 トイレ、ユニットバス等の水廻り製品のメーカー『TOTO』が、画期的な製品の計画を発表しました。

 それは

 『ウエルネストイレ』
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 この『ウエルネストイレ』とは、どういった製品かと言うと、

 トイレの便座に座ると、接触した皮膚から脈拍など身体情報を得るほか、便や尿などのデータを収集する。

 そして、そのデータをもとにAI(人工知能)が健康状態を判定する仕組みなのです。

 また、スマートフォンに栄養状態やストレスの有無といった健康指標を示した上で、ふさわしい食事や運動などを提案してくれ、

 例えば、特定の栄養素が不足していれば足りない栄養素を含んだ食材の提案をしてくれる事も想定している様です。

 
 これらが更に発展すれば、がんや糖尿病の早期発見等に繋がっていくのではないでしょうか?

 
 住宅のデジタル化、ロボット化には、あまり賛同できない私も、今回のトイレの様な技術は、早期実現をして欲しいところです。

 タイルと同じ様に水廻りにも強く、豊富な種類もある事から人気の高い

 『コンポジションタイル』

 塩ビタイルと呼ばれる素材の一種です。

 そのデザインの代表的なモチーフと言えば、『木』『石』等ですが、

 それらを超越した様なモノをモチーフとした製品が発売されました。
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 これは何をイメージしたかと言えば、
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 アメリカ南西部、乾いた草原に立ち並ぶ壮大な岩山だそうです。

 次に
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 これは、
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 グリーンランドなどに代表される巨大な氷の塊が流れる氷河だそうです。

 そして
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 は、
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 アイスランドにある玄武岩による漆黒の砂からなるブラックサンドビーチとの事です。

 風景をモチーフにすると言う斬新さ。

 偶然性を生かしたデザインで、1枚ずつ全て模様が異なるので、同じ表情が繰り返し現れる事もありません。

 そのうち『鳥取砂丘』をモチーフにしたなんて製品も出るかもしれません。

 私がちょくちょく覗かさせて頂いている某有名工務店の社長のブログ。

 そのブログの中で、また別の方のツイッターが紹介されていました。

 その内容が、私がいつもお客様にお伝えしている事の未来の事を書いている様なのでご紹介します。
○○スタイル、△△風_f0245124_19331560.jpg
 その時代の流行のスタイルを取り入れすぎると、5年後、10年後後悔する事になり、

 早めに、フツーの家へのリノベーションをする羽目になると言う内容です。

 今現在30歳位だとしても、人間は確実歳を取ります。

 40歳、50歳の時に、30歳の時同じ様なデザイン、スタイルが好きなままかどうか。

 そのスタイル、デザインが好きな方には問題は無いのですが、

 その時の流行に乗っただけの方は確実に後悔されると思います。

 なので、流行にあまり左右されないデザイン、家づくりをお薦めしています。

 一生に一度あるかないかの家づくりですので、じっくり考えて欲しい事なのです。