格好良くないですか?
これは何でしょう?
答えは『茶箱』その名の通り、お葉茶を運送・貯蔵するのに用いる大形の木箱で、写真の様に内側に亜鉛鉄板(通称:トタン)が張られています。トタンを内側に張る事で、外部からの湿気や、匂いを防ぐ効果があります。
この『茶箱』お茶が保存できる訳だから、他の物もできる訳で、米や野菜はモチロン、衣類や本・CDの収納にも向いている様です。外観も杉の無垢板で出来ているので、その辺に置いていてもおかしくないし、写真の様に大小取り混ぜて使うと何か絵になります。
あと似たような物に
昔ながらの大工の道具箱があります。時代劇で現場に出勤する大工さんが肩に担いで、歩いているアレです。現代の大工さんは電動工具が中心で、とてもこの中だけでは入りきりませんが、ノミやカンナ、金槌類だけを入れている人も未だにいるのではないでしょうか?
蓋は左右にスライドさせて開ける構造になっており、工具類を入れる物なので、当然頑丈な訳で、これ積み重ねて使う事ができます。
最近日本の古い道具類を見直す動きがありますが、今後も失われず残っていって欲しいですネ。