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プレゼン

 第1案をプレゼンテーションする際、コレしか無いと言う案が出来なかった場合、複数案を提示する事が有ります。
 土地や周辺状況を何度も見て、要望を読み解きながら、経験上のノウハウを入れながらプランを考えて行くのですが、要望の解釈を若干変えながら、少しずつ違った案を出すのです。たまに必要条件を満たしながら、通常のセオリーと違う案をワザと提案をする事もあるのです。
 そうする事によって、お客様がそれまで思い込みで、気付かなかった使い方等を発見出来る事も有るのです。もちろん複数案を考えても、一番のお薦め案に即決で無駄になる事も有りますが、比較検討をする材料がある事で、納得して決定する事ができます。そういう意味ではそれらの案も無駄ではありません。
 また、この案のココ、別の案のコレと、良いとこ取りで再プランニングする事も良くあるのです。良いとこ取りのプランが納まるかどうかはやってみないと解りませんが、その作業でベストの案に近づいて行くのであれば苦ではありません。
 プランニングは良い案が浮かばない時は、苦しい時もありますが、気持ちのいい家づくりへと向かう楽しい過程です。
by n-kennaka | 2015-02-07 19:45 | Comments(0)