砕石パイル
最近似たような工法も幾つか出て来ていますが、その元祖といった工法です。
簡単に言えば、一番上の画像の様に柱状に掘った穴に砕石(読んで字の如く砕いた石)を充填して杭の代わりとする工法です。2段目の写真の様に先端にドリルの付いたオーガーで穴を掘り、砕石を投入後先っぽが前後するオーガー(画像左参照、これがこの工法のキモです)で締固めながら、所定の杭長の施工をするのです。
土の中の事なんで見る事はできませんが、杭の先端は一番下の画像の様にあっている様です。
こお工法、実は10年前位から知っていて、今日までの経緯をほぼ知っているのですが、ここまで来るのに紆余曲折があって(本当に色々ありました)、気になりながら中々採用に至りませんでした。最近は経営コンサルの会社と組んでお客様に解り易く説明する資料や安心できる保証等を整備できる様になったので、晴れて採用となりました。
良い工法と言っても、完璧ではないので、適材適所で検討し採用するか否かをお客様と考えて行きたいと思います。