鍵の抜き差しが重くなったら?
でも実はやってはダメな行為なのです。カギ穴に油などを差すとホコリやゴミがついて、もっと調子が悪くなってしまう事が多い様です。特に最近の鍵はディンプルキーの様に複雑になっていますので、余計に不具合が出易い様です。
裏ワザで鉛筆の芯えお削った粉をカギにまぶして使用すると、スムーズに動く様になるのですが、これはエンピツの芯に含まれている黒鉛が金属部分に付着し、自己潤滑する為らしいのです。
しかしこれは昔ながらのシリンダーキーには有効ですが、最近主流のディンプルキーや電気錠には使わない方が良い様です。
ではどうすれば良いかと言えば、
の様な、鍵穴専用の潤滑剤を使うのがベストなんです。
これをカギ穴にスプレーすると、内部の油、シリコーンオイル、ホコリなどを分解洗浄してくれます。そしてそのまましばらくおくと、溶剤は揮発して粉末ボロン(片栗粉のように細かく、スベスベした粉がボロンです。ボロンの分子は六角形の結晶が何層にも重なった形をしていて、すぐれた潤滑性を発揮し、またドライなのでホコリもつきません)だけが残り、調子の悪くなったカギ穴もスムーズになり、またその効果が持続するというスグレモノなんです。
最近ではホームセンターでも売っている様なので、鍵の調子が・・・、と言う方是非試してみてください。