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100年トイレ?

 この春LIXILが、最新のトイレを発売する様です。力の入れ方が今までとは違うし、商品説明会に行った代理店の人の感想もやたらと評価が高いのです。

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 トイレ汚れの4大原因(キズ汚れ・細菌汚れ・汚物汚れ・水アカ汚れ)をすべて解消できる衛生陶器技術「アクアセラミック」を開発して、この技術を便器に採用した場合、便鉢の流水面に関してはほぼ掃除が要らなくなるという事らしいのです。

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 この技術の特徴の1つが陶器表面の「超親水性」。汚物汚れは便に含まれる油分が原因であるため、洗浄水だけで洗い流すことが難しかった。アクアセラミックは汚物の下に洗浄水が入り込んで水の力だけで油汚れを浮かして洗い流すとの事。

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 表面のコーティング剤かと思いきや、防汚の働きを担う特殊な物質をやきものの釉薬と一体化させることに成功。表面を別の防汚素材で覆う方法だと経年によりコーティング材がはがれて徐々に防汚機能を失ってしまうが、新技術はその課題を解決したらしいのです。キャッチコピーは「キレイが100年つづく」ですが、開発の方では150年分のテストに耐えたそうです。まあ便器が100年もったとしても、その他の部品が先にダメになるとは思いますが・・・・。それほど自信の作という事なのでしょう。

 この様な基本部分の革新は、ダメになる事も少なく歓迎なのですが、便利機能や機械部分で早くに壊れると悪評がたってしまいます。是非トータルで良い製品にして頂きたいと思うところです。
by n-kennaka | 2016-02-29 21:04 | Comments(0)