『版築』
写真の様なテクスチャーの事を言いますが、今言われているのはあくまで『版築』風な仕上げなのです。
本来『版築』は、土壁等を作る方法であり、木等で作った型枠の中に、土や石(礫)と少量の石灰や稲藁等を混ぜた物を下から順番に突き固めて作ったものを言います。なので写真の様にボーダー状にまだらなテクスチャーになる訳です。
本来の『版築』を作るには、材料も手間を多く掛かるので、現在では『版築』風に塗れる壁材が幾つかのメーカーから発売されています。
ただ『版築』風と言っても、数種類の壁材を順番に塗って仕上るので、コストも手間も掛ってしまうという訳です。
モダン和風な家の床の間や玄関のちょっとした壁面に如何でしょうか?